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歯をぬく外科

口腔外科の抜歯はなにが違うのか?

口腔外科では、難しい症例の抜歯を毎日のように依頼されるため、当然ほとんどの条件の歯を抜くスキルがあります。
また、術後の痛みや腫れや感染症にも、手術室や病棟での経験から柔軟に対応でき、薬や点滴、追加手術など、効果的な対応策をご提案いたします。そして何より、抜歯にかかる時間やダメージによって痛みや腫れや治り方まで変わります。解剖学に裏づけされたテクニックでスムーズな処置が可能です。

親知らず

痛みをともなうとは限りませんが、親知らずは他の歯にトラブルを引き起こす事があるため、早めの受診をオススメします。

トラブル① 

親知らずが不完全に生えている場合は、手前の歯との間に汚れがたまり、むし歯のリスクになります。さらにかみ合わせの負担が強いと、手前の歯に亀裂が入り、リスクはさらに増えます。

トラブル② 

親知らずが不完全に生えている場合は、ほほの粘膜が親知らずまわりの歯ぐきにあたり、歯肉の痛みをまねきます。また、細菌感染により化膿し、腫れてしまう事もあります。

トラブル③ 

組織の負担が集中しやすい親知らずには、良性の腫瘍などができる事がありますが、構造的に大事な神経が近くにあり、大きな手術になる事もあります。定期的な診査が重要です。

親知らずは、抜いた人生と抜かなかった人生を比較できるワケではなく、あくまで予防的に抜歯するモノです。抜かなくてもよい場合もたくさんあります。大事なのは起こりうるトラブルを予測しておく事だと思うのです。

過剰歯・埋伏歯

本来ないハズの歯や生えてこなかった歯は、骨に埋まって歯ならびや矯正治療に影響をおよぼす事があります。切開や骨の開削はもちろん、歯の位置を3次元的に把握するセンスが要求されるため、口腔外科での抜歯をオススメします。

持病と抜歯

高血圧・糖尿病・心臓病・脳卒中・腎臓病・骨粗鬆症に妊娠中の方でも、抜かなければいけない時はあるモノ。体の状態やクスリとのかね合いなど、気をつけるべき点は多くあります。
時には担当医と連携し、抜歯をプロデュースします。