予防について
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何を予防するのか
予防といえば、真っ先にクリーニングを思い浮かべる事でしょう。これはむし歯と歯周病に対して、歯をキレイにしてリスクを減らすという考え方。でも、キレイさえしておけばすべて予防できるワケではありません。
歯科の病気の大部分は、細菌感染と歯への負担が原因で、そのプロセスは歯ごとに異なります。でも、それを考えなければ、「なぜわるくなったのか」はわからず、今後悪くなるかどうかもわからないのです。
さらに、むし歯や歯周病以外にも、知覚過敏や顎関節症など様々な病気があり、そのリスクについても予防を提案すべきです。
診断と予測をしない、クリーニングとブラッシング指導だけの検診では、予防にはならないと考えます。
とはいえ、クリーニングもキッチリやってます!
歯石除去はもちろん、お茶やコーヒーやタバコのヤニなどの着色除去に、歯周病データの比較管理、ブラッシングの指導、サリバテストによる細菌検査など。さまざまな方面からフォローしています。
POINT クリーニングだけで大丈夫?
例えば…
いくらクリーニングをしても原因は別にあるワケで、予防どころか進行するのを指をくわえて見ているようなモノ。様々なリスクをクリーニング以外の点でも予測して原因を考え、予防方法を提案するのがホントの予防とではないかと思うのです。
プロケアとセルフケアの両面から
メンテナンスをプロデュース
歯周検査
歯石除去
PMTC
(ヤニなどの
着色汚れを除去)
ブラッシング
指導
咬合診査
サリバテスト
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シミない歯石除去
歯石の除去の超音波の刺激に冷たい水が加わると、キーンとした痛みに変わります。
ケーコ歯科では、温水を使うことでコレを解決。あらかじめカルテをチェックし、準備しています。
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殺菌しながら歯石除去
歯石除去は出血により、感染するリスクもあります。
ケーコ歯科では、薄めた消毒薬で殺菌しながらの歯石除去でリスクを減らしています。
心内膜や弁膜の疾患にも配慮しています。
予防のメリット
MERIT 01
むし歯や歯周病を未然に防ぐ
MERIT 02
早期発見で早期治療が可能
MERIT 03
早期治療で通院が減る
MERIT 04
治療費の軽減
MERIT 05
お口の中がスッキリする
予防方法
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スケーリング
歯垢(プラーク)は放置すると歯石となり、歯ブラシで除去できなくなるため、スケーラーと呼ばれる超音波機器で除去します。さらに温水と消毒液を使い分けています。
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PMTC
「プロによる機械的な歯の清掃」の略で、歯科医師や歯科衛生士が専用の器具でバイオフィルムやヤニなどの着色を除去し、よごれにくい状態を維持します。
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フッ素塗布
フッ素を歯の表面に浸透させることで、むし歯菌が出す酸に対する抵抗力をアップさせます。歯を乾燥させ、唾液に触れないように塗布して数分おく必要があります。
ブラッシング指導
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歯ブラシの形状には意味があり、
それに即した磨き方があります
当院では、解剖学的・生理学的な視点で、ブラッシングの体制や手の動かし方、患者さんごとの歯ブラシの選び方についてお話しています。
お気に入りの歯ブラシでももちろん構いません。しかし、それがお口の問題に合っていれば良いのですが、そうでなければ歯ブラシの形状からご説明し、選択をご提案させていただきます。
POINT ちょっとしたお話
ヒトなどの哺乳類は、むし歯や歯周病にならない修復機能や防御反応をたくさん持っています。野生の猿がむし歯で痛がっていたり、
原始人の骨がむし歯だらけだとか、聞いたことありませんよね。
むし歯や歯周病には、調理と食習慣が深く関わっていますが、いずれも社会生活の一部ですから、変える必要はありません。
ブラッシングは現代人の食文化の中、修復機能や防御反応を補うための、たった1つの方法なのです。
細菌検査(サリバテスト)
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予防するなら
あらかじめ細菌検査で
リスク診断
むし歯の細菌検査
お口の修復機能として代表的なモノは唾液です。歯はいわゆるむし歯菌の出す酸によって溶かされますが、唾液には緩衝能という働きがあり、その酸を中和する役割があります。サリバテストはこの唾液の機能を検査するとともに、むし歯菌を培養し、その数を視覚的に評価するシステムです。むし歯へのなりやすさを判定します。