以前、当院で使っている点滴用の抗生剤アンプルの発注数を数えてみました。
具体的な数字は忘れちゃいましたが、月に2回ぐらいは点滴をしている計算になったかと思います。
さて、歯科で点滴をしなければならないような病態の多くは骨膜炎になります。
この骨膜炎。歯の根や歯茎から化膿して広がるようなイメージなのですが、ヒドい時は一晩で顔がパンパンになるほど腫れたりします。
こうなると、切開して膿を出すとか化膿止めを飲むとかでは不十分だったりするワケで、抗生剤の点滴が効果的になります。
今年に入ってから、幸いにもこの骨膜炎で点滴をしなければいけない症例はほとんどありませんでした。
…が、こういう症例は忘れた頃にやってくるもの…
久しぶりに急患で骨膜炎を処置することになったのです。
残念ながら原因になった歯は抜く可能性が高そうでしたが、ひとまず切開をして膿を出し、抗生剤の点滴をするというダブルパンチで、夕方には症状はだいぶ楽になっている様子でした。
顔の腫れはすぐに引くワケではありませんが、今週末までに症状を治めるつもりで集中的に通院してもらうことにしました。
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