TEL:052-779-2300

9:30-12:30/14:00-18:30 土日休診

〒465-0015 愛知県名古屋市名東区若葉台1015

クリニックのご紹介 | 名東区の歯医者|ケーコ歯科

INTRODUCTION はじめに

診療姿勢

01 今スグなんとかしてほしい!

週末までにカタをつける

激痛・食べれない・見た目が悪い…命にかかわらずとも、歯の日常生活への影響は深刻なモノです。
まずは細かい話より、日常生活を不安なく送れるよう応急処置を徹底。場合によっては週末まで毎日来てもらう事もあります。
むし歯や入れ歯や顔の腫れなどの様々な症例も、病院で培った外科処置経験はもちろん、勉強会の知識やベテラン歯医者仕込みの裏技を応用し、診断力と対応力で解決します。

治療は生活のサポートのため

患者さんにはそれぞれ事情があります。旅行へ行かれる方、受験や発表を控えている方、痛くて寝れない方…日常生活には優先順位があり、家族や仕事を優先されるのは普通の事。
悪いトコロを全部治療しなければいけないというキマリはなく、治療を優先しなくてもいいよう、どこまで治すのか相談するモノ。
ケーコ歯科では、患者さんの優先順位を尊重し診療プランを提案しています。

02 診断キッチリ相談したい!

患者さんのお話に耳を傾ける…

患者さん一人ひとりの症状、その原因を探るためには、まずそれまでの経過を把握する事がポイントです。例えば「シミる」という症状を例にしてみましょう。
なぜそれが起きるのか?ストレスや歯ぎしりなんて理由で片付けるのは簡単です。でも、そもそもストレスも歯ぎしりもずっと前からあった筈で、新たに別の原因が加わってシミているとは考えられませんか?
それを探るカギは患者さんのお話にしかありません。
ケーコ歯科では、最初にスタッフが患者さんのお話を細かく記載します。それを参照し、歯科医による問診が続きます。

ターニングポイントを探せ!

問診をすすめるうちに「そういえば前の歯医者でちがう歯に銀歯を被せてからかも?」「そういえば4月に転勤してからかな?」…など、患者さんご自身では気づかないターニングポイントが見えてきます。症状があらわれるまでのストーリーを問診でまとめ、レントゲンやお口や顎まわりの所見と照らし合わせる事で、理論的な診断が見えてくるのです。

仮説を検証し、診断を証明

たとえばむし歯や知覚過敏。これは診断ではなく病名です。状態をしめしているだけで、原因をしめすワケではありません。「むし歯や知覚過敏になぜなったのか?」が分からなければ、同じ理由でまたむし歯や知覚過敏になってしまいます。黒くてシミているからといって、すぐにむし歯だと決めつけて治療すれば、治らないばかりかムダに歯を削る事にもなりかねません。シミている原因を想像し、仮説をたて、さまざまな検査で患者さんと一緒に絞り込んで証明する。
ケーコ歯科は医学的に診断します。

CONCLUSION すべては患者さんの選択

診断の目的は、根本的に治療する事だけではありません。
シミている原因がむし歯じゃなければ、”早く治療しないとマズい” といった心配は減りますよね?
(むし歯かと思ったけど、そうじゃないなら忙しいからいいや!)
そんな選択もできるワケです。
今後どれくらいのスピードで進むのか?次にはどんな症状が出てくるのか?症状がでたら何をすればいいのか?
原因もふくめて診断しなければ、予測も対策もできず、選択肢もなくなってしまうのです。

THINK

オンリーワンの思考に

私は開業までの少し特殊な経験のおかげで、考え方や視点が独特なモノとなりました。
・大学院で博士号を取り、研究者としての視点を得た事。
・病院での生死と向き合った経験や医科の先生と働く事で医療倫理を育んだ事。
・ベテランの歯医者さんのもとで修行しつつ、勉強会に通った事。
・分院の院長として、経営の理想と現実に向き合った事。
・現実的な滅菌・消毒のシステムをスタッフと共に構築し視点を改めた事。
このような経験から、当院ではむし歯や歯周病のもう1つ前の診断に目を向け、時間をかけた説明をさせていただいております。
またベテラン仕込みの技術から、新しい技術まで保険に応用し、時には時間をかけて治療しています。

ホントの診断

さらに医院ごとに大きく異なるのが診断です。
みなさんは歯が痛くなったら、むし歯なのか?歯周病なのか?…が、診断だと思っていませんか?
でも実際は、詰めモノの設計や咬み合わせの変化によりむし歯が起きる事も多くあります。設計を見直したり、咬み合わせを微調整しないと再発するかもしれません。また、痛くなった歯に黒い部分があっても、痛みと無関係で削る必要がない場合も多々あります。
歯科はあくまで医療なので、所見を集めて診断を絞り込み、仮診断を立証するという過程が本来です。むし歯も歯周病も診断ではなく、単なる所見でしかありません。
本当の診断とは、“なぜそうなったのか”を、所見を集めて絞り込み、原因を明らかにする事なのです。

院内感染対策

新型コロナが広がる前から、
設計と機材とシステムによる
滅菌・消毒が完成されています

殺菌・消毒は基本、
2次感染の防止を徹底する

医院開設にあたり、2種類の感染管理の資格を取得しました。歯科の感染予防のセミナーを参照した上で、医院の設計と機材の選択をしています。 ケーコ歯科では、スタンドプリコーションという概念のもと、すべての器具を感染物質として扱い薬液処理から滅菌・消毒処理までシステム化しています。

感染予防の2つのキモ

近年、テレビやネット、新聞などのメディアでも、歯科医院での機器の滅菌・消毒についての記事を目にします。

感染予防に力をいれ、充実した滅菌・消毒機器をアピールする医院も増えてきています。 でも感染予防でもっとも大事なのは、滅菌器や消毒器材ではありません…。 機器を揃える以前に、絶対に守らなければいけない事が2つあります。

1つはゾーンニングです

例えば歯医者さんが治療中に、ボールペンやカルテや引き出しをグローブのままで触っていたらどう思うでしょう?
感染予防はグチャグチャで、優れた滅菌・消毒機器も意味がなくなってしまいます。
ケーコ歯科では、ゾーンニングという感染区域分けの考え方をもとに、”素手で触るトコロ”と”グローブで触るトコロ”をルールで決めています。さらに患者さんごとのグローブの取りハズしも頻繁に行い、交差感染防止に努めています。

もう1つはシステムです

滅菌・消毒の1つ1つの行程には役割があり、全体で1つのシステムになっています。 
ケーコ歯科では、歯科感染管理者と滅菌技士、2つの院内感染対策の資格を持った歯科医と専任のスタッフが、システムを組み立て、マニュアルを作成しています。これにより滅菌•消毒に関わるスタッフが、すべての行程を正しく理解し、トラブルがわかりやすい滅菌•焼毒を実現しています。

グローブ

患者さんごとに取り替えるのは今や当たり前ですが、滅菌・消毒操作でも必要になります。診療用と滅菌・消毒用の2種類のグローブを使い分け、取りハズし方までマニュアル化されています。

高圧蒸気滅菌器
(クラスB)

オートクレーブとも呼ばれます。1つ1つパックした治療器具を、真空状態にする工程を3回くり返し、従来では不十分だった細部まで高温の蒸気で滅菌しています。パックもすべて使い捨てです。

ホルマリンガス
消毒器

オートクレーブでは溶けてしまう物はホルマリンガスで消毒しています。ゴムやシリコンなどの製品はもちろん、模型や仮歯や入れ歯など、消毒できる物にはすべて対応しています。

オゾン水生成器

シャワーで洗浄しながら消毒できるオゾン水の精製機器です。高い殺菌力がありながら、15分程度で水となる性質で、型取りや仮歯や入れ歯など通常の滅菌が困難なモノにも広く応用しています。

ディスポーザブル

患者さんごとの滅菌が困難なモノは、すべてディスポーザブルの使い捨て。
エアスプレーの先端は毎回交換。小型カメラなどの精密機械から樹脂用シリンジまでビニールの袋にいれ、毎回交換しています。

ハイドロクリーン

うがいや治療で使う水には微量の消毒薬が希釈され、細菌の繁殖を防いでいます。
歯科用チェアーも毎日高濃度の消毒薬で内部を消毒するシステムが作動し、お口の中で使われる水を常に清潔を保っています。

ディスタンス

医院の設計には滅菌技士・感染管理者が関わっています。
チェアーのスペースは通常の1.5倍と広く、すべてに換気窓がつき、院内の設備のすべてがセンサーやフットペダルで動作します。

外来環認定

厚生省が定める安全基準をクリアした「歯科外来診療環境体制(外来環)」の認定施設です。
指定の研修を修了し、機材や設備やシステムが整っている事を示しています。

院内の様子

  • 外観

  • 受付

  • 待合室

  • 診療室

  • 滅菌スペース