咬み合わせとは
咬み合わせがなにより大事
咬み合わせってそんなに大事?
ヒトの咬む力は体重に比例するといわれ、歯の数でその負担を分散しています。 上下の歯がすべて同時にあたらなければ、咬む力を分散できないばかりか、集中してしまいます。いわゆる咬み合わせのズレです。 体重ほどの負担が一部の歯に集中するため、さまざまな症状を招くワケです。
このようなお悩みは
ご相談ください
- 咬みにくい
- 奥で咬むと痛い
- 歯がシミる
- 詰めモノや被せモノがハズれる
- ほっぺたやベロを咬む
- 歯がグラグラする
- ベロがヒリヒリする
セカンドオピニオンも
ご相談ください
- 歯が削られてからオカシくなった
- 気にしすぎだといわれた
- 歯ぎしりだと決めつけられた
- 被せモノが何度もハズれる
- 治療してから咬みにくくなった
- 詰めモノがシミるようになった
- 治療して重いものを持てなくなった
POINT 咬み合わせはなぜズレる?
そもそも哺乳類には、顎の発育にともなって歯ならびが変化しても、歯ぎしりなどで歯をスリ減らして対応するプログラムがあります。
でも、歯の治療や矯正や抜歯などの急激な変化には対応が間にあわず、咬み合わせがズレてしまうのです。
言いかえると、そのターニングポイントまでさかのぼれば、なにが原因でなにをすれば治るのかが分かってくるワケです。
咬み合わせの治療
ケーコ歯科の咬み合わせの治療は、
特別な器具を必要としない時間をかけた正攻法。
3つのポリシーで治療にのぞんでいます。
- 01 すべての治療で咬み合わせを診査
- 咬み合わせがズレると、さまざまな症状を招きます。見て見ぬフリはできません。保険診療はもちろん、むし歯も歯周病も歯の根の病変も、すべての治療で咬み合わせをチェックしています。
- 02 天然の歯は削らない
- 歯を削ってバランスを整える咬み合わせの調整は一般的な治療の1つ。ただ、天然の歯を削ってしまうとコントロールが難しくなり、極めて危険です。調整は詰めモノや被せモノだけに限定し、天然の歯を削る事はオススメしません。
- 03 すべての治療で仮歯を
- 詰めモノや被せモノでトラブルがあれば、*仮歯に置きかえ、咬み合わせのバランスを整えます。むし歯も歯周病も、すべての治療で仮歯を作成し、必要に応じて咬み合わせを修正しています。
*仮歯…とりハズして削る・盛り足すなどの調整がしやすい、レジン製の仮の歯です。
治療の流れ
STEP 01 問診と診断
スタッフが症状までの経緯を伺い記録します。
歯や筋肉や骨格などの所見と照らし合わして、おおよその診断と原因を特定後、検査結果による診断の裏付けをご説明いたします。
STEP 02 マウスピース
安定する咬み合わせに誘導しつつ、上下の歯があたるタイミングを診査するのがマウスピースの役割です。
数回の調整が必要ですが、診断を確認できます。
作って渡しておしまいではありません。
STEP 03 仮歯調整
問診から原因として特定された詰めモノや被せモノを仮歯にかえ、調整して咬み合わせを修正します。いわば、症状があらわれる前にさかのぼる治療ですが、治療期間は長くなります。
STEP 04 ゴシックアーチ(自費)
様々な要素で成りたつ咬み合わせですが、その安定が難しい場合、この構成をシンプルにして診断する独自のツールを作成します。 理論を理解している技工士さんとの連携が必要です。
STEP 05 失われた歯の復活
咬み合わせの原因を取りのぞいても、歯の本数が少なければ、安定するとは限りません。歯が失われたトコロには、咬み合わせの概念を盛りこんだ入れ歯やインプラントで安定をはかります。