歯ブラシの形状には意味があり、
それに即した磨き方があります
当院では、解剖学的・生理学的な視点で、ブラッシングの体制や手の動かし方、患者さんごとの歯ブラシの選び方についてお話しています。
お気に入りの歯ブラシでももちろん構いません。しかし、それがお口の問題に合っていれば良いのですが、そうでなければ歯ブラシの形状からご説明し、選択をご提案させていただきます。
POINT ちょっとしたお話
ヒトなどの哺乳類は、むし歯や歯周病にならない修復機能や防御反応をたくさん持っています。野生の猿がむし歯で痛がっていたり、
原始人の骨がむし歯だらけだとか、聞いたことありませんよね。
むし歯や歯周病には、調理と食習慣が深く関わっていますが、いずれも社会生活の一部ですから、変える必要はありません。
ブラッシングは現代人の食文化の中、修復機能や防御反応を補うための、たった1つの方法なのです。