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金属で治さずに、あえて樹脂で…

右上の歯が欠けたとのことで来院された20代の男性。

見るとそこそこ大きなムシ歯があります。そこそこ…という意味合いとしては、見た目はそんなに大きくないながらも中で広がっていて削ると大きくなってしまうのが予想されるような状態…といった感じでしょうか。
おそらくムシ歯自体は前からあって、内部が空洞になった状態で欠けてしまったのでしょう。
歯は表面のエナメル質という組織よりも内部の象牙質という組織の方が柔らかくてムシ歯も進行しやすいのです。このため当初のムシ歯の穴よりも大きく削らなければならない場合が多くなりがちです。

右の上の奥歯をやや後ろから見てみると…

あァ、こりゃぁ痛くなるカモ…。

中央に見える茶色に変色したところですが、なんとなく軟かそうな質感に感じるかと思います。象牙質部分がムシ歯で溶けてゆくようなイメージですね。ここからムシ歯に感染してない新鮮な象牙質まで削るコトになります。


ここから神経の近いところをなんらかの材質でひとまず埋めたてることになります。フッ素のはいったものだったり、樹脂だったり、3Mixやドッグスベストセメント…選択肢は色々あるのですが、今回は樹脂を選択しています。

上から見たところです。この段階では金属の詰めモノになる可能性があったので、ある程度対応力のある形に仕上げてあります。

…が、まだお若いので
 ・削る量を最小限に
 ・通院回数を減らす
という要因をかんがみてこのままダイレクトボンディングで応用することにしました。

 


保険の治療なので、3割負担で1,000円もいかないので、日本の保険制度はすごいなァと感じます。

歯の形に詰め終わったので、あとは研磨したら終了です。



奥から2本目がこの日治療した歯になりますが、パッと見は目立たないかと思います。

これはダイレクトボンディングという自費診療の技術を保険に応用しているからですね。
こうして保険にも技術を使っいくことで治療レベルを維持するのにもつながっていると思います。

おおよそ20分ぐらいの治療なので、みなさんもなにかあったら早めにご相談いただければ…と思います。